Wingedwheel No.350 レストア記録 後編

2023年9月19日

前編でバラバラに分解し錆落としまで行った、Wingedwheel No.350初期型のレストア。

赤色のランタンですが、上部の熱がかかる部分は真っ黒になり、至る所にヤニ?か何かと思われる汚れもこびりついており、サビ取りしても変わらずボロボロの状態です。

今回は、赤い塗料と一緒に全ての汚れを落とし、銀ピカの燻銀なハリケーンランタンに生まれ変われせるべくレストアした後編になります。

3. 赤い塗料剥がし

赤い塗料を剥がすのに、やすりで削り落としても良いですが流石に形状も複雑で根気も入りそうなので少しでも楽をしようと初めて塗料剥がし液なるものを使ってみることにしました。

私が使用したのはアサヒペンの塗料はがし液。塗料はがし液となると、使用後の洗いなどを洗面所でやって良いものか気になりましたが、こちらのはがし液非塩素系で生分解性と記載かつ地球にやさしいとの記載あり後片付けもやりやすそうとの思いからこちらを選んでみました。
アサヒペン 塗料はがし液 100ML

塗料はがし液を使うのは初めてですが、これでこの赤い塗料がボロボロと落ちていくのかと思うとちょっとワクワクします。

早速はがし液をプラ容器に出し、息子の筆を借りてランタンにペタペタ塗りたくっていきます。

塗りたくって15分ほど置いたのがこちら。

ちょっと気持ち悪いですがキレイに塗料が浮いてきています。

浮いてきた塗料をヘラなどで擦っていきと、気持ちよくスルスルと塗装が剥がれていきます。

ただ、部位によっては剥がれにくいところもあり複数回、はがし液を塗り直してこの作業を繰り返しました。
それでも特に熱のかかっていた部分は元の塗料がしっかりと硬化してしまっていたのか、何度繰り返しても塗料はがし液では全く落ちず残った部分は1000番のペーパーを用いて根気良く塗料を落としていきました。

細かい溝部分などは、細いマイナスドライバーなどでこじりながら無理やりはがしていきました。特に細かい部分をやすりなどで無理やり剥がすのは結構な根気がいるので、可能であれば塗料はがし液で楽にいきたいですね。もっと強力なはがし液を使えば、全体がスルッと行けたのでしょうか?

何はともあれ、塗料はがし液と耐水ペーパーを駆使して元の塗料を全てはがした結果がこちら。

赤塗料が落ち、いぶし銀な素地が出てきています。細かい隙間にまだ少し赤塗料が残っていたり、経年でのダメージなのか黒ずみのように色が変わっている部分がありますが、それも味ということで良しにしたいと思います。

4. ピカピカに磨き

ここまで来たらもうほぼおしまいです。艶々すぎるものより、適度にやれていた方が好みなので軽くブルーマジックで磨程度にしました。

たまたまアメリカで購入したブルーマジックが手元にあっただけで、ピカールでも細かめのコンパウンドでも大丈夫です。ピカールの方が圧倒的に安いと思います。

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5. 組み直し

最後にいぶし銀になった各部品を組み直していきます。バラした逆の手順で組みなおすだけなので前編の1. バラバラに分解をご参考ください。

そして組み上がった完成品がこちら!

かなり渋くて格好良く仕上がりました!自画自賛です!

特にクリア塗装もせず、赤塗料を落としただけなので錆防止の意味も含めてKURE55を染み込ませたクロスで軽く吹き上げておきました。

また、写真を忘れてしまいましたが、オイルキャップのパッキンは紙製?だったのか、サビ落とし剤にどぶ漬けしている際にボロボロになってしまったので、ホームセンターで同じ様な径のゴムパッキンを見繕い交換しました。どうしても初期モデルが欲しくてボロボロの個体に手を出してしまいましたが、なんとも渋く仕上がり一躍我が家のキャンプでのレギュラーに躍り出ました。ボロボロだった上部もこの通りです。

ピカピカではない分、むしろ雰囲気が出て格好いいと自画自賛しています。

私はWingedwheelが好きで集めていますが、おそらく殆どのハリケーンランタンは多少各部品の形状は違えど同じような構造と思いますので、お手持ちのランタンのレストアやDIYの参考になれば嬉しいです。特にビンテージランタンが気になるけどキレイな個体は高くてなかなかと思っている方、多少見た目がボロくても価格安めのものが見つかれば今回のようにより愛着のわくオリジナルランタンにカスタムしてみてはいかがでしょうか?